tgm5gen2008-04-13

「鍋と将棋」ブログ!

●鍋は、「大根なべ」一辺倒!

◆将棋は、「田上五間」一刀流

◆久しぶりのtgm5genブログだ。今日は東京武道館での職団戦に参戦。遂に旧型と新型双方を装備して臨む。一手目が先手後手問わず5八飛車!相手が相振り飛車でも居飛車でも迷わず王頭を狙うのが田上五間。いかなる戦果ありやなしや・・・。

◆結果はチームの2勝一敗、自分も2勝一敗であった。チームの快進撃は三回戦で潰えたか、4勝一敗、4勝一敗、2勝三敗は最近にない健闘でありあと2勝でクラス昇級だったのである。

私の将棋は先後関係なく「田上五間」を三連続採用した。正式な戦法のお披露目の場となったが、出来としてはまあまあといった感じだろうか。我が三局は一局目は一番遅い粘り勝ち!二局目は一番早い圧勝!三局目は一番早い完敗!であった。
一局目と二局目が相振り飛車型だったが明らかな実戦感覚不足によるチグハグ作戦ミスが出てしまった。
一局目の相手石田流に5五歩から5六飛車の浮き飛車へ。左銀の繰り出し手順を誤り5五歩の守りのために6六角と上がったのでおかしくしてしまった。左金を5九に引き付けたために石田流角を簡単に成らせてしまった。大苦戦からうまく指されて絶対絶命のピンチへ。王頭をふさぐ2六香を馬筋にあたる2五香の手は誉めてあげたい粘りの一手、あきらめながら王手で1一角と打った手が6四角成りの決め手になった。恐らく相手はすでにチームの負けを知っていたやもしれない。この大逆転勝利は大きかった、リラックスして次の勝利に繋がったと思う。

2局目は対居飛車の新型で最近研究していたこともあり結果的には完勝となったが、相手から最も有力かもしれない角交換後に棒銀戦法でこられた。相手の言い分通った銀交換から8六飛車をはらうのに歩でなく7七銀打ったがこの瞬間に相手から6九銀打の強手があったらしい。7七銀より8七銀打の方が良かったかどうか?課題である。

三局目は実は対四間飛車の田上五間の好局をおとしてしまった。狙い通りの7筋と9筋の歩を伸ばしつつ、6筋の歩も交換して銀繰り出しの新味が成功、相手飛車が5筋で対抗して飛車交換にきたところを5五歩で押さえ相手飛車が5二飛車と引いた瞬間が逸機だったようだ。無骨に、歩頭に5四銀と打って相手の守りの6三金との交換にいく手であった。普通は6二金と引いて済むがここでは6三歩打が効くのである。その後も好調な指し手ながら駒得の優勢楽観感が相手の勝負手をまともに喰らってしまい、指し切りに導くつもりがしっかり詰まされてしまった。非常に残念な結果である。中終盤での相手が指した8七歩垂らしもうまく、同金ととった手が敗着、ほっておいて待望の5四歩と伸ばせば優勢を保てたようである。

いずれにしても、高い緊張感の中での公式戦?は「田上五間」を大いに鍛えてくれたのである。
柳沢首相もとえ主将、めちゃくちゃ強くなられた池田さん、最強の助っ人大和さん、そして終盤の魔術師!安田さんに御礼申し上げます。

◆対局から帰って疲れた心身を癒すにはやはり鍋だ。吉祥寺ロンロンで買出しして、久しぶりの元祖大根鍋をつくった。鳥挽肉だんごを入れたのと、えのきともやしと少々白菜加えたところは元祖と呼べないか。翌日にまわしたおじやも良い味だった。それと今夜の目玉は豆腐、みょうがとネギ一杯にした豆腐に鰹節と生姜で大胆に食べる、うまい!