「鍋と将棋」ブログ!

●鍋は、「大根なべ」一辺倒!

◆将棋は、「田上五間」一刀流

◆この土日は、弱者を叩くランチェスター戦略を続けた成果の400ポイント後半をさらの延ばすはずが、勝っては負けの連続で400P前半を右往左往する始末。転機は、NHK杯の郷田九段の解説をみてから。次々繰り出される最善手検討の見事さは当然プロながら、何かを感じさせる解説。それは、将棋は「バランス」の戦いであること、けっして特別なミスがなければ双方の力のバランスが保たれながら進むこと、狙いがあれば受けがあること、一人相撲ではなくて二者の会話の連続であること、相手の声に耳を傾け手を打つこと、バランスがある限り形勢は一気にには傾かないこと、いつかはそれが崩れて見落とし等で決着がつくこと、を感じたのであった。その夜のラスト一局は自分ながらのよい局となった、21手詰めの終局以上にそのバランス意識した相手との協奏感覚、にである。